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野菜と果物とうさぎの関係

一般的な野菜であれば食べても大丈夫とされています。ただし、ネギ類は中毒の可能性があるので避ける必要があります。カルシウムの多い小松菜やシュウ酸の多いほうれん草は尿石症(尿路結石症)の原因と言われていますが、少量であれば問題ないという専門家もいます。うさぎの歯は伸び続けるのでカルシウムが必要です。バランスよく食べることが大切なので、特定の栄養素を極端に避けるのはよくありません。

問題となるのは野菜を主食にしてしまうことです。牧草を主食として、野菜をおやつと考えれば神経質になる必要はありません。適切な量であればペレットや牧草では取れない微量栄養素を補うメリットも大きいのです。

豆類などのカロリーの高い野菜、果物は食べることに問題がなくても肥満につながります。レタスや白菜は水分が多いので与えすぎると下痢の原因になります。また、栄養価が低いので与えるメリットがあまりありません。喜んで食べるからという理由で必要以上に与えることはよくありません。

野菜はよく洗い、水分を拭きとってから与えましょう。梅雨や夏場であれば、食べ残しが傷む前に廃棄しましょう。

うさぎは人参が大好きというイメージがありますが、ひなたは全く食べません。最近では、にんじんの与えすぎはよくないというのが常識です。ひなたは、大根の葉、チンゲン菜、ブロッコリーが大好きです。野菜は人参以外なら食べるような気がします。果物であればバナナやイチゴを食べますが、野菜ほど好きではありません。

以下のリストは、与えてよい野菜や果物を個人的に調べたものです。食べても大丈夫となっていても、うさぎが食べなければ無理をしてはいけません。また、ここの野菜や果物をすすめるわけでもありません。幾つもの情報を調べて確信の持てる安全なものを与えて下さい。

うさぎのごはんの内容はまだまだ過渡期だと思います。ある書籍では食べてよいと書いてあっても、別の書籍ではダメと書いてあるのが現状です。以下の表は一冊でもダメと書いてあれば、食べてはいけないに分類しています。

食べても大丈夫な野菜と食べてはいけない野菜

 

食べても大丈夫 食べ過ぎに注意 食べてはいけない
アスパラガスあしたばアボカド(中毒)
カリフラワー枝豆オクラ
キャベツカブの葉(カルシウム)かぼちゃ
京菜カリフラワーごぼう
サラダ菜キャベツさつまいも(腸に負担)
サントウサイきゅうり(低栄養価/水分)じゃがいも(芽が危険)
春菊グリーンピース玉ねぎ
せり小松菜(カルシウム)長ネギ
セロリさやいんげんなす
タケノコ(アク抜きが必要)さやえんどうニラ
チンゲン菜そらまめにんにく
パセリ大根の葉(カルシウム)ねぎ
ブロッコリーとうもろこしほうれん草(しゅう酸)
ラディッシュトマト(水分)
菜の花
にんじん
人参
白菜(低栄養価/水分)
ピーマン/パプリカ
モロヘイヤ(カルシウム)
レタス(低栄養価/水分)

 

食べても大丈夫な果物と食べてはいけない果物

 

食べても大丈夫 食べ過ぎに注意 食べてはいけない
イチゴオレンジ(消化不良)アボガド(中毒)
キウイドライフルーツウメ
スイカバナナ果物の種
パイナップルブドウナシ
パパイヤミカン(消化不良)
ブルーベリー
メロン
リンゴ

 

ドライフルーツや乾燥野菜について

ペットショップで小動物用のおやつとして売られています。おやつとして少量与えるには問題はありません。ただし、乾燥方法には注意して下さい。

主に、加熱乾燥(エアドライ)と凍結乾燥(フリーズドライ)の二種類です。加熱乾燥は、人工的な熱風で水分を乾燥させます。自然な感じに思えますが、加熱により栄養素が破壊されることもあります。凍結乾燥は、野菜やフルーツを凍結させてから水分だけを蒸発させて乾燥させる方法です。加熱乾燥と比較すると、栄養素が破壊されることが少ないとされています。

問題は、油で揚げたものが比較的多く出回っていることです。カロリーが高くなりますし、酸化しやすいので保存に注意が必要です。パッケージを注意深く確認して、不要なものが添加されていないかなど調べてから購入しましょう。人間用のものは砂糖などが添加されてるので不向きです。

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