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うさぎを飼うことを決めたら

うさぎを飼うことを決めたら、どこでお迎えするかを検討しましょう。普通のペットショップであればミニウサギが多くいます。専門ショップであれば珍しい純血種に出会えるかもしれません。

動物病院も探しておきましょう。お迎えしてすぐに環境の変化によるストレスで体調を崩すかもしれません。うさぎをしっかりと診れる動物病院は多くはありません。

どこでお迎えするの?

まず思いつくのはペットショップです。小動物をあつかっていればうさぎもいるでしょう。小さなショップやうさぎがおまけ程度のあつかいだとミニウサギ(ミックス)しかいないこともあります。大型のペットショップであれば、ミニウサギ以外の純血種も多くいます。

総合的なペットショップではなく、うさぎ専門ショップも少なからずあります。うさぎは色々な理由により先天性の障がいや病気のある個体も多く、うさぎの優先度が低いペットショップではそれに気づかずにショーケースに入れていることもあります。そういったリスクを避けるのであれば、専門ショップやブリーダーからの購入を検討してもよいと思います。ただ、専門ショップやブリーダーとなると純血種がほとんどなので、ミックスを望む場合は、できるだけ多くのうさぎを展示している、うさぎに慣れているペットショップを選ぶべきでしょう。

ペットショップの選び方

一番大事なことはうさぎがきれいであることです。他にもケージ(ショーケース)が清潔であるかどうか、おやつを与えすぎていないか、などを確認する必要があります。また、狭いケージに複数のうさぎを詰め込んでいる、室温管理が適切でない、騒音の多い場所にある、これらは大きなストレスとなるので、すでに体調を崩している可能性もあります。あるペットショップでは、猫や犬のいるエリアでは冷房がしっかり効いているのに、うさぎのエリアでは暑さでうさぎがつらそうにしている店もありました。ショップを選ぶ時のポイントはうさぎを丁寧にあつかっているかどうかです。

店員の知識も大切です。質問に対して曖昧な回答しかできないようであれば、そのショップで購入することは控えたほうがいいでしょう。先天性の問題にも気が付かないでしょうし、何よりどういった繁殖場から仕入れているのか不安になります。知識がなければ飼育も適当になります。ペットショップでペレットばかり与えられていた子は、なかなか牧草を食べてくれずに苦労します。

可能な限り複数のペットショップに足を運び、信頼できそうなお店でお迎えしましょう。夜行性なので昼間に行っても寝ているかボ〜っとしている子がほとんどです。しっかりと確認したい場合は夕方以降に行くとよいでしょう。

インターネット販売

ネット販売もありますが、個人的にはおすすめできません。なかには返品(返品という言葉を使うのもどうかと思いますが)を受け付けない販売者もいます。もし想像していたうさぎと違ったらどうするのでしょうか?飼い主にもうさぎにも何もメリットがなくリスクだけのような気がします。足を運べる範囲で探し、実際に会ってその手で抱っこしてみて下さい(子うさぎなら慎重に)。

どうしても欲しいと思う珍しい品種の場合は仕方ないのかもしれませんが、お見合いもせずに写真だけで結婚するような感じかもしれません。

知り合いに譲ってもらう。里親になる。

知り合いから譲ってもらうという方法もあります。もし、子うさぎの場合は、近親交配ではないことを確認する必要があります。近親交配の場合、健康上のトラブルが発生する可能性が高くなります。また、生まれたばかりの子うさぎは母乳が必要であり、乳離れして消化器官が安定する生後8週までは母うさぎのもとにいるべきとされています。あまりに早く母うさぎのもとを離れると体調を崩しやすくなります。

里親になる方法もあります。純血種のうさぎの里親を探していることもあります。もし行ける範囲の里子であれば、飼い主さんに連絡を取りうさぎを見せてもらうとよいかもしれません。

うさぎにも血統書があります

犬や猫と同じように、うさぎにも血統書があります。うさぎの家系図のようなもので、品種情報、誕生日、繁殖者情報、そのうさぎの両親、祖父母、曾祖父母の名前やカラー、体重などが記載されています。

動物病院を探す

うさぎは体調が悪くても隠してしまいます。理由は、捕食されないよう外敵に弱い部分を見せないためとも言われています。声を出せないのも飼い主が体調不良に気づきにくい原因の一つかもしれません。うさぎは明らかに体調がおかしいなと気付いた時には手遅れの場合もあります。日頃から注意深く観察してあげて、いつもと違う様子であれば病院に連れて行きましょう。

環境の変化によるストレスで、自宅にお迎えした途端に体調を崩す子もいます。うさぎをしっかりと診てくれる動物病院は多くありません。いつでも病院に連れていけるように前以て調べておくといざというときに困りません。セカンドオピニオンや休診日を考慮して、できるだけ複数の動物病院を知っておくことも重要です。

詳しくはうさぎの病院を探す  をご覧ください。

名前を決めましょう

お迎えしてから名前を考えても、いざとなるとなかなか決まりません。これから家族として長い付き合いとなるので、納得できる名前を考えておくとよいかもしれません。

と、書いていますが、ひなたは「一目惚れ」でお迎えしたので、名前を考えていませんでした。名前を決めるまでの間、何と呼べばよいのか悩んだ記憶があります。病院ではうさぎの名前も登録するので、早めに決めておくとよいと思います。

他のページに詳しく書いていますが、叱る時にその子の名前を絶対に呼んではいけません。うさぎは名前を呼びながら怒ると「名前=怒られている」と覚えてしまいます。そうなると、名前で呼ばれることを嫌うようになります。名前を呼ぶときは優しくしましょう。

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