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多頭飼いと他の動物との相性

「うさぎはさみしいと死んでしまう」とよく言われます。野生のうさぎが群れで生活するのでそう思われるのかもしれませんが、実際にはそんな心配は必要ありません。ひなたの場合は、おしりをこっちに向けて「ほっといてください」ということも多いです。

あなたがうさぎを飼うことに慣れているなら大丈夫かもしれませんが、初めてならその子に愛情をそそいであげましょう。夜行性なので仕事が終わってから沢山遊んであげましょう。それだけで十分に幸せだと思います。

私には他の動物を含めた多頭飼いの経験がありません。ここに書かれている内容は、あくまでも一般的な内容となります。一人で遊んでいるひなたを見ながら、何度も友達を作ってあげたいと思いました。そして、何度も新しい子をお迎えしようと検討しましたが、大人になってから他のうさぎと一緒に生活するのは難しいという話や、なわばり意識の強さから相性次第ではケンカになってしまうことを知り、今ではこの子に愛情をそそごうと思っています。

一匹が寄生虫や感染症による病になると、他のうさぎにも伝染る可能性があります。うさぎは相性が悪いとケンカで相手を噛んでしまったり、上下関係を示すために頻繁に下位のうさぎの毛をむしりとったりと、どちらかが大怪我をすることもあります。

何らかの事情で多頭飼いになるという以外は、「かわいいから」「一匹だと寂しそうだから」といった安易な理由で複数のうさぎを飼うのはトラブルのもとです。相性が悪かったらずっと別々に飼うことになります。

複数のうさぎを育てる

一般的になわばり意識の強さから多頭飼いの難しい動物とされています。うさぎを複数飼うつもりであれば、なわばり意識の芽生える生後数ヶ月までには一緒に飼っておくのがよいとされています。一緒に飼うのであってもケージは別々にします。

うさぎ同士の相性

オスとオス

オス同士はなわばり意識が強くケンカとなるため、一緒に暮らすのは難しいと言われています。ケージを別々にして、遊ばせるときも別々にするなら可能ですが、飼い主的にもうさぎ的にもあまり意味が無いようにも思えます。

なわばりの範囲がメスより広いため、狭い室内飼いだとさらに悪化します。ケージを別々にしても、そばにいるだけでストレスになることもあります。去勢してもあまり変化がないようです。

メスとメス

メス同士はオスほどなわばり意識を原因とするケンカは少ないようですが、メスは出産や子育ての意識があるため少なからずなわばりを意識します。小さい頃から一緒であれば大丈夫とされていますが、相性に依存するようです。もし相性が悪いようだったら別々に育てることになります。

オスとメス

相性がよければ問題ありませんが、避妊手術をしないとあっという間に子うさぎが生まれます。子うさぎを育てる知識が必要となり、なかなか難しいように思えます。うさぎは一回の出産で4〜10匹の子どもを産みます。

他の動物との相性は?

相性の良いペット

犬や猫との共生は可能と言われていて、実際に飼われている方も多くいます。これもまた相性次第といえます。うさぎのいる環境に後から犬や猫がくることは問題がなく、その逆はうさぎが慣れるまでに時間がかかります。それでも、犬や猫にも狩猟の本能があるので、何かの拍子でうさぎを襲うかもしれません。犬の場合、飼い主がうさぎを大事にしていれば、うさぎを大事なものと認識するので危害を与えないと言われています。猫は本能的に動くものを追ってしまう習性があるため、気性の荒い猫だと危険かもしれません。

小鳥(インコや文鳥など)も大丈夫と言われていますが、鳥の鳴き声や羽ばたく音に驚いてしまうかもしれません。ハムスターも別々のケージであればあまり問題がないと言われていて、実際に飼われている方がいます。

相性の悪いペット

フェレットはうさぎの天敵と言われています。うさぎとモルモットには共通の感染症があります。うさぎが感染したとしても症状はでませんが、モルモットは命にかかわる肺炎になる可能性があります。

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