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うさぎを選ぶ目安

あなたの気に入ったうさぎをお迎えするのが最もよい選択です。ここでは、一般的なうさぎの選び方について簡単に紹介します。

品種で選ぶ

うさぎの性格は品種によってある程度の傾向があります。おとなしい子であったり、やんちゃな子であったり、甘えん坊なさみしがりやもいれば一人が好きな子もいます。傾向があるといっても、個体差が大きく育て方によって性格は大きく変わります。

毛のタイプは短毛種と長毛種にわかれます。手触りがガサガサした子もいれば、ベルベットのような子もいます。長毛種であれば毛球症を予防するためにブラッシングを頻繁に行う必要があります。長毛種のブラッシングは慣れるまで難しく時間もかかります。しっかりと検討する必要があります。

一般的なペットショップでよく見かけるミニウサギは雑種のことです。決して小さいことを意味しているわけではありません。小さいままかも知れませんし、驚くほど大きくなるかもしれません。純血種と比較するとどのように成長するかの楽しみがあります。

品種ごとの簡単な説明があります。うさぎの種類  をご覧ください。

外見で選ぶ

品種ごとの違いといえば、頭の形、体の大きさ、毛の長さや質感、耳の形、体の模様が大きく異なります。一般的にイメージする鼻の突き出た顔もあれば、かわいらしい丸っこい顔をしたうさぎもいます。

体の大きさや模様

飼育する環境によっては、体の大きさも重要な基準となるでしょう。大型種であればちょっとした大型犬並みの大きさになります。大型のケージを用意する必要があり、狭い部屋だと走り回ることもできません。また、足音も大きくなります。小型という条件なら、ネザーランドドワーフが選択候補となりますが、個体差があるので小型種だから大きくならないとは限りません。

ひなたはミニウサギですが、ペットショップで会った時に頭と耳が小さく、直感的に大きくならないような気がしました。どこで知った情報かは忘れましたが、耳が大きい子は成長すると体も大きくなる、という話もあります。たまたまかもしれませんが、ひなたの体重は2kg前後で安定しています。小さくもなく大きくもないちょうどよい感じです。

ネザーランド・ドワーフ
フレミッシュ・ジャイアント (左)

特徴的な模様のあるうさぎもいます。体は白くて目の周りだけが黒い「ホト」、白黒の「ダッチ」、三毛猫のような「ハーレクイン」などがいます。

ドワーフ・ホト
ダッチ
ハーレクイン

頭や顔の形や髪型

いかにも「うさぎ」という品種もあれば、鼻のつぶれたうさぎや顔の丸いうさぎと様々です。最近ARBAに認定された「ライオンヘッド」は名前の通りライオンのようなたてがみを持っています。

タン
ミニ・ロップ
ライオンヘッド

耳のかたち

ピンとした立ち耳か垂れている垂れ耳の二種類が主な分類です。垂れ耳のうさぎはロップイヤーと呼ばれ、ホーランドロップイヤーやファジーロップは垂れ耳の中では小型なので人気があります。ロップイヤーは耳の穴が隠れているため耳の病気に気づきにくく、飼い主が定期的に調べる必要があります。また、汚れやすいので注意が必要です。

立ち耳のうさぎは活発な性格が多く、垂れ耳のうさぎはおとなしい甘えん坊が多いと言われます。

ホーランド・ロップ
アメリカン・ファジー・ロップ
イングリッシュ・ロップ

毛の長さや質感

短毛種と長毛種がいます。長毛種であればジャージーウーリーやアンゴラなどが有名です。うさぎは大げさでもなく年中換毛期です。毛球症などを予防するために日常的なブラッシングが不可欠です。個体差もありますが、長毛種は毛球症になりやすいと言われています。

長毛種のブラッシングは難しく慣れても時間がかかります。うさぎはキレイ好きなのでお風呂は必要なという意見もありますが、老齢になると色々な理由で汚れやすくなるので洗う必要があります。そういう場合に長毛種は洗うのも乾かすのも大変かもしれません。

短毛種にはレッキスのようにベルベットのような手触りの毛質をもつうさぎもいます。

ジャージー・ウーリー
イングリッシュ・アンゴラ
ミニ・レッキス

オスとメスの違い

オスとメスでも性格や習性に違いがあると言われています。あくまでも傾向なので、どのような性格に育つかはわかりません。ただ、オスのスプレー行為については、困っている飼い主さんをよく見かけます。

オスの方が人なつっこい性格が多いと言われています。ただ、なわばり意識の強さからくるおしっこを撒き散らす独特の行為(スプレー行為)があります。去勢することで治まる子もいれば、残念ながら変化のない子もいます。マーキング行為が多いようです。

メスはマイペースな性格が多いと言われています。避妊していないメスは、常に発情期なのでなわばり意識が強く、メスであってもスプレー行為があると言われています。ただ、ひなたでは一度も見たことがありませんでした。

オスとメスに関係なく、マウンティングという背中に乗りかかる交尾のような行為があり、飼い主の足や腕にまとわりつきます。

生後間もない頃はオスとメスの判断がつきにくく、メスだと思っていたらオスだったという話もあります。ペットショップでしっかりと確認しましょう。生後3ヶ月以降になると、素人でもはっきりと違いがわかるようです。

あなたの第一印象を信じましょう

これらはあくまでも一般的な話です。うさぎは人間と同じで非常に個性的です。機械ではないので、この品種だからこういう性格で、このくらいの大きさになる、というわけではありません。

この子と決めたら、しっかりと愛情をそそいで下さい。うさぎは賢い動物です。体の大きさはどうにもできませんが、あなたの育て方で性格は大きく変わります。

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