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うさぎと虹の橋

「虹の橋」という、愛するペットを失った人を癒すための詩があります。作者不明で本来の意味や目的は不明ですが、動物愛好家の間で広く知られています。

『虹の橋』は、作者不詳の散文詩の主題として取り上げられているので有名である。作品は、1980年から1992年のあいだに造られたと考えられるが、正確な詩作の時期はなお不明である。この詩あるいは文章は、ペットを失った動物愛好家のあいだで広く知られるようになり、最初はアメリカで流布していたが、世界中に広がり、日本でもこの詩の原文や翻訳、またそのヴァリエーションが広がっている。

詩は、亡くなったペットの魂が、虹の橋のたもとにある一面に緑の草原が広がる楽園に行き、そこで元の飼い主を待っていると、うたっている。そして彼らの飼い主がまた世を去った日、この場所でペットと人々は再会し、虹の橋を共にわたって、天国へと入って行くと信じられている。

Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/虹の橋_(詩)

原文

Rainbow Bridge

Just this side of Heaven is a place called Rainbow Bridge. When an animal dies that has been especially close to someone here, that pet goes to Rainbow Bridge. There are meadows and hills for all of our special friends so they can run and play together. There is plenty of food, water and sunshine and our friends are warm and comfortable.

All the animals who had been ill and old are restored to health and vigor; those who were hurt or maimed are made whole and strong again, just as we remember them in our dreams of days and times gone by. The animals are happy and content, except for one small thing: they each miss someone very special, someone who was left behind.

They all run and play together, but the day comes when one suddenly stops and looks into the distance. His bright eyes are intent; his eager body begins to quiver. Suddenly, he breaks from the group, flying over the green grass, faster and faster. You have been spotted, and when you and your special friend finally meet, you cling together in joyous reunion, never to be parted again. The happy kisses rain upon your face; your hands again caress the beloved head, and you look once more into those trusting eyes, so long gone from your life, but never absent from your heart.

Then you cross the Rainbow Bridge together…

Author: unknown

かなり意訳ですがうさぎらしく翻訳してみました。翻訳しながらボロボロと泣いてしまいました。これを読んでしまうと余計に悲しみが大きくなるような気もします。

ウサギの虹の橋

お月さまの少し手前に「虹の橋」と呼ばれる場所があります。

あなたにとても大切にされていたウサギは、この世を去るとこの「虹の橋」へたどり着きます。

そこには草原や丘があり、ウサギたちはみんなで仲良く走り回り楽しそうに遊んでいます。

たっぷりのごはん、そして、ふりそそぐ温かい太陽の光、ウサギたちは心地よさそうに過ごしています。

病のウサギも、年老いたウサギも、みんなが元気になり、傷ついたウサギや身体の不自由なウサギも、元気いっぱいの身体を取り戻すのです・・・過ぎ去ったあなたとの夢のような日々を想い出すかのように。

ウサギたちは幸せに満ちていました・・・そう、たった一つのことを除いて。

それは、いつも側にいてくれたあなたのいない寂しさ。

ウサギたちは、みんなで遊んでいましたが、ある日、一匹のウサギが急に立ち止まり、遠くを見つめているのです。

その瞳は輝きだし、体は喜びと胸の高なりで震えだします。

突然、そのウサギは仲間から離れて、草原を飛ぶように駆けていきます・・・ものすごい速さで。

そう、あなたを見つけたのです。

ついにあなたと愛するウサギは再び出会うことができたのです。

その喜びに満ちた再開に二人は抱き合います。もう二度と別れることはないのです。

喜びのキスがあなたの顔にふりそそぎ、あなたはその両手で愛するウサギを優しくなでながら、その安心に満ちた瞳を見つめるでしょう。

あなたの人生から長い間失われていた、でもあなたの心から決して失われることのなかった、その瞳を。

そして「虹の橋」を渡っていくのです。愛するウサギと一緒に・・・

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