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シャンプーについては賛否両論ありますが、汚れていれば積極的に洗うべきだと思います。汚れたままにしておくトラブルのほうが危険です。湿ったまま不衛生にしておくと皮膚が炎症をおこし、抜け毛の原因となります。うさぎは体を洗う習性はありませんし、濡れることに弱い生きものです。嫌がる子が多いのでストレスになることを忘れずに、じっくりと慣れさせて下さい。
用意する道具は、うさぎ用シャンプー(安全性が明記されていれば犬猫用でもよいと思います。飼い主がしっかりと確認しましょう)、ドライヤー、洗面器、タオル(マイクロファイバー製タオル)です。当然シャワーが必要です。
うさぎの毛は細く多いので乾かすのに非常に時間がかかります。完全に乾かす必要があり、洗う時間と合わせて30分以上は必要になります。時間に余裕のある時に洗ってあげましょう。
シャンプー前にはブラッシングをします。毛玉のある状態では、洗いづらく乾かしにくくなります。しっかりと温度が安定するのを確認して、温めのお湯で洗いましょう。
顔以外の全身を洗いますという説明を見かけますが、上半身は汚れにくいので不要です。耳に水が入る可能性が高くなり、何より全身を完全に乾かすのはかなり大変です。下半身、とくに汚れの多い後ろ足の裏やお尻の周辺を集中的に洗いましょう。
おとなしい子であれば床において洗いましょう。やんちゃな子であればしっかりと抱いて下さい。洗い方については特別なことはありません。シャワーを嫌がらなければシャワーが手軽です、シャワーやその音を嫌がるようなら洗面器にお湯をためましょう。とにかく皮膚が弱いのでシャンプーが残らないようにしっかりとすすぎましょう。シャンプーの成分を不安に感じるなら、お湯だけでも十分に汚れは落ちます。
洗い終わったらタオルで乾かしながらドライヤーをあてます。ドライヤーは火傷を避けるために手をかざして熱さを確認しながらあてましょう。安全に早く乾かすためには低温で風量の多いドライヤーがよいと思います。濡れたままだと体温が下がり、体力も低下します。体調をくずす原因になるので素早く乾かしましょう。うさぎの毛は保水性が高いので、多くのタオルが必要になります。ペットショップ等にある「超吸水タオル」のような絞ると再利用できるマイクロファイバー製タオルを利用するとよいでしょう。
汚れていなければ定期的に洗う必要はありません。汚れに気づいたら洗ってあげましょう。うさぎが暴れたりすると一人では難しいかもしれません。その時は家族に手伝ってもらいましょう。
ロップイヤーなどの垂れ耳タイプは湿気がこもりやすく耳垢が溜まりやすいと言われています。定期的に耳の中を確認して汚れていれば綺麗にしてあげましょう。掃除には綿棒を使いますが、耳の内側は繊細なので丁寧にします。汚れがひどい場合はうさぎに無害なベビーオイル等で湿らせてから掃除をします。
耳の掃除に自信がなければペットショップや動物病院にお願いしてみましょう。汚れがひどかったり、嫌なニオイがするなど、いつもと違うと感じたらすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
一度もひなたの耳を掃除したことはありませんが、動物病院の健康診断では何も問題がありません。汚れていなければ、あまり触らない方がよいと思います。
年をとると目ヤニが多くなります。うさぎが自分で取ることもありますが、固まってしまうとなかなか取れません。目ヤニに気づいたら飼い主が取ってあげましょう。毛に絡みつき固まってしまった目ヤニは、無理をせずに清潔な布を湿らして、目ヤニをふやかしながらゆっくりと取ります。
いつもより目ヤニが多い場合は、病気の可能性があるので病院へ連れて行きましょう。
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