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うさぎは規則正しい体内時計をもっており生活リズムがしっかりしています。
夜行性なので昼間は寝ているかボーっとしています。昼間のペットショップで、ほとんどのうさぎが寝ていたりおとなしかったりするのはそのためです。ボ~ッとしていても、警戒心は強いので少しの物音で起きてしまいます。夕方から活発に動きはじめ、ごはんを食べたり遊んだりを夜中まで繰り返します。この間にも疲れたら寝ます。朝になりごはんを食べると眠りにつきます。とにかくよく寝る生きものです。
規則正しいといっても、一緒に過ごせば徐々に人間の生活リズムに適応するので、神経質にうさぎの生活リズムに合わせる必要はありません。ひなたは昼間でも元気に走り回り、本当に夜行性なのかと思う時もあります。人間がごはんを食べ始めると、外で遊んでいたひなたもケージに帰ってきて「ごはんをちょうだい!」と催促してきます。
人間とうさぎの生活リズムに合わせて、毎日のお世話をしましょう。
基本的には朝夕の二回ですが、牧草と水は絶対に欠かさないようにしましょう。うさぎは断食状態が8時間以上続くと危険と言われています。ペレットは決まった量を複数に分けて与えます。床に落ちた牧草はフンやおしっこで汚れているので廃棄します。
ペレット容器が汚れていれば洗いましょう。給水ボトルに残った水は毎回捨てて、新鮮な水と入れ替えましょう。水が減っていなければ給水ボトルが壊れているかもしれません。毎回確認しましょう。
ペレットや牧草の減り具合を確認します。普段より減っていなければ食欲がなく体調が悪いのかもしれません。そういう場合は注意が必要です。
詳しくはごはんの与え方 をご覧ください。
トイレ砂やペットシーツを利用していればそれを交換します。トイレ自体が汚れていれば軽く洗い流します。ペット用ウェットティッシュや赤ちゃん用ウェットティッシュがあればそれを利用してもよいでしょう。うさぎはアルコールに弱いので、アルコール成分を含むウェットティッシュの使用は厳禁です。また、色々な添加物の入ったものもの止めておきましょう。
うさぎのおしっこの量にあわせてトイレ砂の量も調整します。子うさぎであれば一握りで十分です。
おしっこの色やフンの大きさを確認して健康状態をチェックします。
うさぎの尿はカルシウムを多く含むので、トイレに尿石という塊が付くことがあります。クエン酸を使うと簡単に取ることができます。洗い終わったらしっかりとすすぎます。
うさぎはおしっこのニオイでトイレを覚えるので、ニオイも残らないほど掃除をするのはどうかと思います。徹底的に洗った場合は、ニオイのついたトイレ砂やペットシーツを残しておき、再び混ぜておけば大丈夫です。
すのこが汚れていれば拭きとり、ペットシートを引いていれば交換します。そして、すのこの下に落ちたフンや牧草などを回収します。すのこについてはとくに清潔さを保つようにします。うさぎは濡れたり汚れたままだと、皮ふ炎を起こしやすくなります。
すのこの汚れがひどい場合は、お風呂場でしっかりと洗います。木製の場合は乾かす時間が必要なので、予備を購入しておくとよいでしょう。
おしっこやフンがあればニオイが残らないように掃除をします。汚れたまま放置するとそこをトイレだと勘違いします。
一つ一つ書くと毎日大変のように思えますが、すぐに慣れて短時間で終わるようになります。忙しい平日は大雑把な掃除にとどめ、休日にしっかりすれば十分です。あまり神経質になる必要はありません。
年に数回ですが、ケージが汚れていると感じたら分解して洗います。定期的な掃除なら、あちこちに毛やホコリが溜まるので掃除機で吸うだけでもよいと思います。うさぎは掃除機の音が嫌いなので、別の部屋で遊ばせておきましょう。
部屋の掃除も行います。うさぎにとって危険なものがあれば移動させます。もし、おしっこの跡があれば、ニオイが残らないようキレイにします。
最低でも一日に一回はケージの外で遊ばせるようにしましょう。散歩のできないうさぎにとって、健康を維持するための大切な時間です。子うさぎであれば、遊びながらしつけを行います。
うさぎと一緒に遊びましょう をご覧ください。
ブラッシングで抜け毛をとってあげましょう。長毛種は抜け毛を放置しておくと毛球症の原因となります。マッサージの効果もあるので健康維持にも役立ち、飼い主とのコミュニケーションの時間にもなります。
ブラッシングをしながら、ケガをしていないか、汚れていないか、などを確認します。おしりは汚れやすいので、汚れがひどい場合はシャンプーをします。体の汚れを放置すると皮ふ炎になり、毛が抜けてしまいます。
日常的なお手入れ をご覧ください。
毎月一回以上、定期的に体重を量りましょう。体重の記録をつけておくと肥満防止や健康管理の役に立ちます。ひなたは毎月生まれた日に量るようにしています。
調理用計量器(クッキングスケール)を利用すると正確に測定できます。
ブラッシング時に長さを確認して、伸びていたら切ってあげましょう。個体差もありますが、一ヶ月から二ヶ月が目安です。ケガを防止するためにも重要なケアです。
季節ごとのお世話を考えましょう をご覧ください。
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